〔特集〕世界経済入門 何が起きるか/4 世界低金利の罠 過剰債務下の“金利急騰”が危機誘発=斎藤満
エコノミスト 第98巻 第14号 通巻4645号 2020.4.7
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第14号 通巻4645号(2020.4.7) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1465字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (526kb) |
| 雑誌掲載位置 | 31頁目 |
景気の改善で上昇し、悪化で低下することから“経済の基礎体温”と言われる長期金利が、世界的に低下している。 マイナス金利になる国も増えており、比較的高い金利の国債を供給していた米国でも、代表的な長期金利である米10年国債利回りが3月9日、0.5%台と過去最低を付けた。新型コロナショックで株などのリスクス資産が敬遠され、安全資産とされる米10年債に資金が流入したのだ。 長期金利は一般に、短期金利に次…
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