〔東奔政走〕新型肺炎で「外交総決算」に暗雲 「5月訪露」に潜む危ういカケ=平田崇浩
エコノミスト 第98巻 第9号 通巻4640号 2020.3.3
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第9号 通巻4640号(2020.3.3) |
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ページ数 | 2ページ (全2082字) |
形式 | PDFファイル形式 (1584kb) |
雑誌掲載位置 | 72〜73頁目 |
新型肺炎の収束見通しが立たない中、4月に予定されている習近平中国国家主席の国賓来日の実現が危ぶまれている。新型肺炎対策で政府の初動が遅れた背景には中国への配慮も指摘される。「五輪・パラリンピックが開催される本年、我が国は積極的平和主義の旗の下、戦後外交を総決算し、新しい時代の日本外交を確立する。その正念場となる一年だ」 安倍晋三首相が1月の施政方針演説でうたい上げた一節だ。首相は東京五輪を今年の…
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