〔資産作りの新常識〕/6 資産配分を考える=正岡利之
エコノミスト 第98巻 第7号 通巻4638号 2020.2.18
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第7号 通巻4638号(2020.2.18) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1097字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (596kb) |
| 雑誌掲載位置 | 79頁目 |
投資の段取りとして、株式の銘柄など金融商品の選択から始める人が多い。しかし分散投資を目指すのであれば、パフォーマンスに対する影響が大きいのは個別銘柄の選択よりむしろ内外の株式や債券といった大くくりの資産区分ごとの保有比率、つまり資産配分である。 米国の年金基金を対象とした実証研究によると、リターンの変動の9割以上は資産配分で決まっている(図1)。個別銘柄の選択による影響は6%程度に過ぎない。 長…
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