〔生産性〕少子高齢化の生産性ショック 質量のダメージと終身雇用の重し=山口範大
エコノミスト 第98巻 第2号 通巻4633号 2020.1.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第2号 通巻4633号(2020.1.14) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2488字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (569kb) |
| 雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
マクロ経済学の成長会計の理論に基づくと、一国の中長期的な成長力である潜在成長率は労働投入量の増減、資本ストック蓄積、そして全要素生産性(TFP、以下生産性)上昇の3要素に分解できる。 ◇先進国で軒並み低下 日本のような人口減少社会では労働力の減少は避けがたく、生産性が経済成長の鍵となるが、近年、生産性上昇率は鈍化傾向となっている。日銀の推計では、2000年から10年にかけての生産性上昇率は平均で…
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