〔書評〕『日本発 母性資本主義のすすめ 多死社会での「望ましい死に方」』 評者・加護野忠男
エコノミスト 第97巻 第50号 通巻4631号 2019.12.24
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第50号 通巻4631号(2019.12.24) |
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ページ数 | 2ページ (全1200字) |
形式 | PDFファイル形式 (449kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 藤和彦(経済産業省経済産業研究所上席研究員) ミネルヴァ書房 2000円 ◇母性原理+新技術でオルタナティブな社会模索 本書の副題を見て終活の書物だと誤解する読者もいるかもしれないが、本書は個人の良い死に方を示そうとしたものではない。死をみとる側の人々と社会のあり方を示そうとした書物である。その出発点は第5期科学技術基本計画で政府が示したソサエティー5・0の概念である。1・0は狩猟採集社…
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