〔特集〕欧州発 世界不況 ラガルド新総裁待ち受けるECBの「三つの試練」=鈴木敏之
エコノミスト 第97巻 第44号 通巻4625号 2019.11.12
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第44号 通巻4625号(2019.11.12) |
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ページ数 | 1ページ (全1374字) |
形式 | PDFファイル形式 (259kb) |
雑誌掲載位置 | 34頁目 |
11月1日、国際通貨基金(IMF)専務理事を務めていたクリスティーヌ・ラガルド氏が第4代の欧州中央銀行(ECB)総裁に就任した。その前途は厳しい。ラガルド氏を「三つの試練」が待ち受けているからだ。 第一は欧州経済の状態が悪いことである。今の欧州景気の悪化は「キチンサイクル」(約40カ月の景気サイクル)によるという見方もでき、近く下げ止まるという楽観論も根強い。しかし、ユーロ圏全体の経済状態を表す…
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