〔コレキヨ〕小説 高橋是清 第58話 三国干渉=板谷敏彦
エコノミスト 第97巻 第35号 通巻4616号 2019.9.10
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第35号 通巻4616号(2019.9.10) |
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ページ数 | 2ページ (全2943字) |
形式 | PDFファイル形式 (1517kb) |
雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
(前号まで) 日銀西部支店長として馬関に赴任した是清。馬関は日清戦争の物資輸送の拠点となり講和交渉の場となった。日本人愛国者による李鴻章襲撃事件で進ちょくが危ぶまれたものの講和は成立した。 明治28(1895)年4月17日、伊藤博文首相が清国の李鴻章代表との間で講和条約に調印を終えると、明治帝は平和克復に関する大詔(たいしょう)を発した。戦勝と平和と、国民の喜びは絶頂に達した。 ところが、わずか6…
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