〔コレキヨ〕小説 高橋是清 第57話 馬関条約=板谷敏彦
エコノミスト 第97巻 第34号 通巻4615号 2019.9.3
| 掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第34号 通巻4615号(2019.9.3) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2940字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1707kb) |
| 雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
(前号まで) 日銀西部支店長就任から半年、日清戦争が勃発し、支店のある馬関は朝鮮半島への物資輸送の拠点となった。地元の名士として是清は多くの人物と交流、藤田財閥の藤田伝三郎と出会う。 明治28(1895)年1月31日、在清、在日の米国公使の仲介を頼りに2人の清国高官が講和交渉のために広島までやってきた。だが彼らの持つ全権委任状の効力に疑義があり、日本側は講和交渉入りを断った。伊藤博文首相や陸奥宗光…
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