〔FOCUS〕NEWS 米長期金利が急低下 パウエルFRB議長が緩和示唆 米中貿易問題で景気後退懸念=杉崎弘一
エコノミスト 第97巻 第24号 通巻4605号 2019.6.18
| 掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第24号 通巻4605号(2019.6.18) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1213字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (574kb) |
| 雑誌掲載位置 | 11〜12頁目 |
米国債利回りの低下が著しい。長期金利の指標となる米国債10年債利回りは6月3日、一時2・1%を下回り、1年9カ月ぶりの低水準となった。また、2年債利回りなど中期の金利低下が顕著で、短期金利との間でイールドカーブ(利回り曲線)が大きく逆イールド(長短金利の逆転)化している(図)。これは、市場が近い将来、FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げするとの期待を織り込んでいるためである。 実際、パウエルF…
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