〔グラフの声を聞く〕スリムになった日本企業の財務体質=市岡繁男
エコノミスト 第97巻 第2号 通巻4583号 2019.1.15
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第2号 通巻4583号(2019.1.15) |
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ページ数 | 1ページ (全539字) |
形式 | PDFファイル形式 (366kb) |
雑誌掲載位置 | 95頁目 |
2018年9月、国際決済銀行(BIS)は「ゾンビ企業の勃興─その原因と結果」というリポートを発表した。その中で、利払い能力を測る「インタレスト・カバレッジ・レシオ」が3年連続で1未満で設立10年以上の事業会社を、「ゾンビ企業」と定義。日本を含む先進14カ国の上場企業4・5万社の中で、そんな青息吐息のゾンビ企業は12・5%もあり、米国では16%を超えると指摘する(図1)。1980年代後半、その比率…
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