〔書評〕歴史書の棚 憲法制定や外交を分析、国家の自立を問う=井上寿一
エコノミスト 第96巻 第34号 通巻4565号 2018.9.4
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第34号 通巻4565号(2018.9.4) |
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ページ数 | 1ページ (全919字) |
形式 | PDFファイル形式 (308kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
細谷雄一『戦後史の解放2 自主独立とは何か 前編・後編』(新潮選書、各1300円)は、日本の国際政治学における現実主義学派のフロントランナーが、戦後日本の歴史像に光を当てた試みである。 敗戦から日本国憲法制定までの時期を扱う前編のハイライトシーンは、憲法第9条の形成過程だろう。憲法第9条の戦争放棄条項の発案者は誰か。本書の解釈は奇をてらったものではない。既存の研究に依拠しながら、あらためて提案者…
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