〔書評〕読書日記 「ふつうのおんなの子」は万葉の子、原始の子=美村里江
エコノミスト 第96巻 第34号 通巻4565号 2018.9.4
| 掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第34号 通巻4565号(2018.9.4) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1396字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (244kb) |
| 雑誌掲載位置 | 61頁目 |
×月×日「〇〇女子」がはやった折、何歳までを女子と呼ぶのか? 成人していれば「女性」だろう、など議論があった。しかし『「ふつうのおんなの子」のちから 子どもの本から学んだこと』(中村桂子著、集英社クリエイティブ、1500円)の「ふつうのおんなの子」の定義は飛び抜けて奥深い。理学博士の著者によれば、あの岡本太郎も「ふつうのおんなの子」的だという。『万葉集』のころは誰もがおおらかで、自然体の魅力に満ち…
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