〔書評〕歴史書の棚 国文学畑から出現 待望の天皇評伝=今谷明
         エコノミスト 第96巻 第21号 通巻4552号 2018.5.29
        
        | 掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第21号 通巻4552号(2018.5.29) | 
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1004字) | 
| 形式 | PDFファイル形式 (256kb) | 
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 | 
後醍醐(ごだいご)天皇の歴史家による伝記は、森茂暁『後醍醐天皇』(中公新書)を除けばほとんどない。もちろん戦前期の平泉澄『建武中興の本義』(至文堂、1934年)や昭和末期に学界の話題をさらった網野善彦『異形の王権』(平凡社)があるものの、同天皇の一面を強調したにとどまる。同天皇が史家の持て余しであった事情は容易に推測できる。 戦前は“吉野朝”が強制された教育下にあって客観的な天皇像の描出は不可能…
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