〔ＷＯＲＬＤ・ＷＡＴＣＨ〕スウェーデン　ノーベル賞選考団体、セクハラ疑惑巡り亀裂＝綿貫朋子
エコノミスト　第９６巻　第１９号　通巻４５５０号　2018.5.15

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第１９号　通巻４５５０号（2018.5.15）
ページ数	3ページ　（全612字）
形式	PDFファイル形式　（666kb）
雑誌掲載位置	６２〜６４頁目

　ノーベル文学賞の選考団体「スウェーデン・アカデミー」が大きく揺れている。昨年11月に同団体に絡む「著名文化人」のセクハラ・性的暴行疑惑が報じられて以来、一連の対応を巡って内部分裂が深まり、会員が相次ぎ辞任。文学賞への影響を懸念する声も多い。　スウェーデン公共放送局（ＳＶＴ）によると、会員の辞任が続いた背景には、セクハラ・性的暴行を告発されて処分を受けた文化人の妻で、団体の会員でもあるフロステンソ…