〔書評〕歴史書の棚 表現の自由を脅かす検閲の攻防=井上寿一
         エコノミスト 第96巻 第18号 通巻4549号 2018.5.8
        
        | 掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第18号 通巻4549号(2018.5.8) | 
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全938字) | 
| 形式 | PDFファイル形式 (239kb) | 
| 雑誌掲載位置 | 66頁目 | 
戦前日本の検閲は例えば「共産主義」が「××××」となって前後の文脈から推測できたのに対して、敗戦後の占領当局による検閲は、痕跡を残さない巧妙なものだったと指摘されることがある。 このような理解は不正確だろう。伏せ字は、発禁処分を免れるための検閲される側による自主規制であり、戦前においても検閲当局の意向をおもんぱかってあらかじめ表現を抑制することがあったからである。 辻田真佐憲『空気の検閲』(光文…
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