〔特集〕機関投資家はこう動く　ゴールドマン・サックス　米政府要職にＯＢ輩出の親密度　リーマン・ショックを生き残る＝松田遼
エコノミスト　第９６巻　第１７号　通巻４５４８号　2018.4.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第１７号　通巻４５４８号（2018.4.24）
ページ数	2ページ　（全2671字）
形式	PDFファイル形式　（557kb）
雑誌掲載位置	４０〜４１頁目

　ゴールドマン・サックス出身者が初めて財務長官に就任したのは、１９９５年のロバート・ルービン氏だ。以来、同氏を含め３人のＯＢが財務長官に就いている。いずれもゴールドマン元幹部だ。　就任した年代順に、ルービン氏はクリントン政権下の95年から99年までの４年６カ月の長期間にわたり財務長官だった。同氏は、国家経済会議の初代議長にも就任。次にヘンリー・ポールソン氏はリーマン・ショック時を含む２００６年７月…