〔ＷＯＲＬＤ・ＷＡＴＣＨ〕イラク 復興巡り主導権争い イランとサウジ＝佐藤佳奈
エコノミスト 第９６巻 第１６号 通巻４５４７号 2018.4.17
| 掲載誌 | エコノミスト 第９６巻 第１６号 通巻４５４７号（2018.4.17） |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ （全581字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （633kb） |
| 雑誌掲載位置 | ６０〜６２頁目 |
イラクにとって、目下の最優先課題は、過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）との内戦で破壊された都市の復興だ。そのイラクを巡り、中東・湾岸地域の「大国」を自負するイランとサウジアラビア両国が自陣営への取り込み合戦を繰り広げている。 イラクの人口の約６割をイスラム教シーア派が占める。同じくシーア派が多数を占めるイランは、宗教指導者同士の交流や、イラン革命防衛隊によるイラクのシーア派民兵組織の軍事訓練などを…
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