〔ザ・マーケット〕穀物 下落余地は少ない=茅野信行
エコノミスト 第96巻 第8号 通巻4539号 2018.2.27
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第8号 通巻4539号(2018.2.27) |
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ページ数 | 1ページ (全378字) |
形式 | PDFファイル形式 (319kb) |
雑誌掲載位置 | 98頁目 |
シカゴ穀物市場は小麦、トウモロコシ、大豆の供給過剰が顕著になり、期末在庫が相場に対する下押し圧力を作り出したが、二番底を形成してから圧力も薄れ始めた。こうなると大豆相場は上放れし上昇に向かうのが常である。南米産地では乾燥気味の天候となり、ブラジルの大豆生産見通しは横ばい、アルゼンチンの大豆生産も頭打ちとなった。つまり、これ以上相場が下がる余地は少なくなった。米国中西部のトウモロコシ地帯で作付けが…
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