〔WORLD・WATCH〕台湾 大気汚染が政治問題化 「国内主因説」浮上=井上雄介
エコノミスト 第96巻 第3号 通巻4534号 2018.1.23
| 掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第3号 通巻4534号(2018.1.23) |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ (全553字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (640kb) |
| 雑誌掲載位置 | 64〜66頁目 |
台湾中南部で深刻化する大気汚染が政治問題化しつつある。2018年末には主要な9県市長を選ぶ統一地方選を控えているためだ。 大気汚染の主犯は従来、中国だというのが通説だった。しかし、台湾人研究者によると、中南部の大気汚染物質の発生源は、中国など国外がわずか10〜15%にとどまり、国内の工場や発電所が50%、自動車や工事現場などの粉じんの飛散が残りを占めるという。 南部の高雄市では17年12月、環境…
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