〔特集〕2018世界経済総予測 近代資本主義 低利とグローバル化の同時進行 労働者と投資家の共存共栄崩壊=水野和夫
エコノミスト 第96巻 第1号 通巻4532号 2018.1.9
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第1号 通巻4532号(2018.1.9) |
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ページ数 | 2ページ (全2658字) |
形式 | PDFファイル形式 (723kb) |
雑誌掲載位置 | 100〜101頁目 |
近代資本主義は、貨幣(マネー)を資本に転化し、それを効率的に増やすシステムである。それが民主的な国民国家と結びつくことで、極端な格差が生まれない社会を構築することに成功した。 すなわち、投資家が投下したマネーは一定のリターンをもたらし、それが国民生活水準のメルクマールとも言える長期金利とほぼ同じ値となった。資本家と労働者が利益を分かち合う資本利潤率=長期金利という世界の実現だ。貯蓄から金利を得る…
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