〔学者が斬る・視点争点〕自然を活用した防災・減災を=柘植隆宏
エコノミスト 第96巻 第1号 通巻4532号 2018.1.9
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第1号 通巻4532号(2018.1.9) |
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ページ数 | 2ページ (全3611字) |
形式 | PDFファイル形式 (507kb) |
雑誌掲載位置 | 60〜61頁目 |
◇既存インフラと相互補完 人間は自然の働きをさまざまに利用して暮らしてきた。例えば、森林は地面が落ち葉と下草に守られているため、雨水で土壌が流出しにくく、土砂災害の防止に効果がある。また、雨水が土壌に蓄えられ、ゆっくりと河川に流れ込むことで、河川の水の量が平準化され、水害の防止にも効果がある。これらの働きから、森林は防災に活用されてきた。 森林は強風を緩和したり、飛砂を防いだりする働きを持つため…
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