〔ＦＬＡＳＨ！〕データ改ざん続々　三菱マテリアル、東レ子会社でも　希薄すぎる対外説明、公表の意識＝桐山友一
エコノミスト　第９５巻　第４８号　通巻４５２９号　2017.12.12

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９５巻　第４８号　通巻４５２９号（2017.12.12）
ページ数	3ページ　（全1137字）
形式	PDFファイル形式　（554kb）
雑誌掲載位置	１３〜１５頁目

　素材・部品メーカーのデータ改ざん問題は、底なしの様相を呈している。三菱マテリアルや東レが子会社のデータ改ざんを相次いで発表したが、両社に共通するのは社内で問題を把握した後、取引先への説明や公表まで相当な時間がかかっていることだ。データ改ざんを知らせずに納入を続けていたことになり、取引先や最終製品の消費者、株主などに不信感がとめどなく広がっている。　三菱マテリアルは11月23日、子会社の三菱電線工…