〔特集〕爆走ＥＶ　価格は下がる　２０年代後半に“お買い得”に＝阿部暢仁
エコノミスト　第９５巻　第４４号　通巻４５２５号　2017.11.14

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９５巻　第４４号　通巻４５２５号（2017.11.14）
ページ数	2ページ　（全2924字）
形式	PDFファイル形式　（577kb）
雑誌掲載位置	２８〜２９頁目

　電気自動車（ＥＶ）の本格普及に対する期待感が高まる中、自動車業界では普及の鍵を握るＥＶの販売価格についての議論が盛んになっている。ＥＶが本格的に普及するためには、ガソリン車に対して価格競争力がなければならない。つまり、「プライス・パリティー」（価格の同等）が必要である。　今は、ＥＶの普及のための政府の助成を含めて、ようやく価格の同等に近づいてきた段階だ。総保有コストでみたとき、クリーンエネルギー…