〔特集〕危ない世界バブル 「黄信号」のオイルマネー 原油価格低迷に苦しむ産油国 海外資産取り崩しでマネー逆流も=畑中美樹
エコノミスト 第95巻 第43号 通巻4524号 2017.11.7
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第43号 通巻4524号(2017.11.7) |
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ページ数 | 2ページ (全2939字) |
形式 | PDFファイル形式 (604kb) |
雑誌掲載位置 | 34〜35頁目 |
サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)など中東産油国6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)諸国は、原油価格が急落した2015年以降、厳しい財政運営を迫られている。 各国は国際通貨基金(IMF)の勧告を受けて、公務員の賃金や諸手当の引き上げ凍結、国家プロジェクトの縮小・先送り、補助金の削減といった財政緊縮策を導入した。 にもかかわらず、財政状況は一向に改善に向かわない。各国は、資金確保に躍起だ…
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