〔特集〕やっぱりレコードが好き　アナログを支える“至宝”企業群を追う＝炭山アキラ
エコノミスト　第９５巻　第３２号　通巻４５１３号　2017.8.22

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９５巻　第３２号　通巻４５１３号（2017.8.22）
ページ数	3ページ　（全4253字）
形式	PDFファイル形式　（827kb）
雑誌掲載位置	４６〜４８頁目

　１９８０年代の末ごろにＣＤがアナログレコードを抜き去り、90年代はアナログが急速に表舞台から消え去っていった年代として記憶される。今なおファンを引きつける日本オーディオ界の至宝と言うべきアナログ専業メーカーの大半が、社をたたまざるを得なくなった時期でもある。　しかし、多くの大手メーカーは粘り強くアナログ機器の開発と販売を続けた。その筆頭に挙げられるのは今のデノン（ディーアンドエムホールディングス…