〔特集〕認知症に克つ 64人中14人が実は「正常」だった 誤診続出、診療体制追い付かず=村上和巳
エコノミスト 第95巻 第26号 通巻4507号 2017.7.4
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第26号 通巻4507号(2017.7.4) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2618字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (855kb) |
| 雑誌掲載位置 | 32〜33頁目 |
認知症の診断は、医師の問診と「長谷川式」「MMSE」などと呼ばれる簡易な知能テストを参考に行う。検査の数値で診断できる高血圧や糖尿病などとは異なり、診断にはある程度の誤差が生じることがある。つまり、認知症ではないのに認知症と診断される、あるいはその逆がつきものだ。 そうした現実を再認識させる衝撃的なデータが昨年開催された第35回日本認知症学会で発表された。 国際医療福祉大学塩谷病院高齢者総合診療…
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