〔書評〕歴史書の棚 洞窟の記号に探る文字以前の人類の意識=本村凌二
エコノミスト 第95巻 第25号 通巻4506号 2017.6.27
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第25号 通巻4506号(2017.6.27) |
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ページ数 | 1ページ (全962字) |
形式 | PDFファイル形式 (248kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
文字とはとてつもない発明であった。口頭でなら狭い範囲に一時しか伝わらない情報でも、文字があれば時空を超えて正確に伝えられる。とりわけ、アルファベットのように、30足らずの文字ですべてが表記できるなら、今さらながら驚異である。 G・ペッツィンガー『最古の文字なのか?』(文藝春秋、1650円)は、副題に「氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く」とあるように、スリリングな読書体験ができる掘り出しも…
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