〔景気観測〕パートの時給上昇が賃金増につながらず 労働時間が大きく減少=斎藤太郎
エコノミスト 第95巻 第21号 通巻4502号 2017.5.30
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第21号 通巻4502号(2017.5.30) |
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ページ数 | 2ページ (全2242字) |
形式 | PDFファイル形式 (323kb) |
雑誌掲載位置 | 94〜95頁目 |
失業率が完全雇用とされる3%程度を下回る2%台まで低下するなど、労働需給は極めて逼迫(ひっぱく)した状態が続いているが、賃金の伸びは相変わらず低いままだ。厚生労働省の「毎月勤労統計」によれば、1人当たり賃金(現金給与総額)は2014年に4年ぶりの増加となった後、16年まで3年連続でプラスの伸びを続けているが、伸び率はゼロ%台前半から半ばにとどまっている。 ◇需給を反映する時給 賃金総額の大半を占…
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