〔書評〕『金利と経済 高まるリスクと残された処方箋』 評者・池尾和人
エコノミスト 第95巻 第17号 通巻4498号 2017.4.25
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第17号 通巻4498号(2017.4.25) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1213字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (303kb) |
| 雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇著者 翁邦雄(京都大学公共政策大学院教授) ダイヤモンド社 1800円 ◇自然利子率の仕組みから、日銀の政策を批判的に分析 タイトルからは金融経済の入門的な解説書のような印象を受けるが、本書の中心は、マイナス金利政策導入以降の日本銀行の金融政策について本格的に検討することにある。 鍵となるのは、自然利子率という概念である。自然利子率とは、完全雇用の下で総需要と総供給が一致するときの実質金利のこ…
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〔言言語語〕〜4/9
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