〔学者が斬る・視点争点〕インフラ管理にデータ積極活用を＝吉弘憲介
エコノミスト　第９５巻　第１７号　通巻４４９８号　2017.4.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９５巻　第１７号　通巻４４９８号（2017.4.25）
ページ数	2ページ　（全3101字）
形式	PDFファイル形式　（939kb）
雑誌掲載位置	５０〜５１頁目

　◇住民意思決定の土台にも　将来的なインフラの持続可能性に関する議論が、近年、多くの現場で交わされている。日本のインフラは１９５０〜70年代が建築のラッシュとなっている。２０１０〜30年代、これらのインフラは一斉に更新の必要な時期を迎える。巨額の累積債務と将来的な人口減少の中で、こうしたインフラの更新をどのように進めていくか大きな課題となっている。　総務省は14年度、各地方自治体に対して、インフラ…