〔特集〕地銀絶滅?! 本業が赤字 現在の金融環境に適応しない地銀 進化しなければ絶滅の危機も=吉澤亮二
エコノミスト 第95巻 第14号 通巻4495号 2017.4.4
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第14号 通巻4495号(2017.4.4) |
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ページ数 | 2ページ (全2717字) |
形式 | PDFファイル形式 (513kb) |
雑誌掲載位置 | 94〜95頁目 |
都市銀行と地方銀行という地理的な区分で業態を分ける邦銀のあり方は、現在の金融環境に整合していない。それどころか、業務内容でなく地理的に区分する業態のあり方にこだわると、地銀の抱える課題の根本的な解消を長引かせる恐れさえある。 バブル期以前から続く地銀の課題とは、基盤地域に十分な貸し出し需要がないため、有価証券投資や都市部の大企業向け貸し出しに依存せざるを得ないことである。日銀のマイナス金利政策の…
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