〔特集〕ハウジングプア 大量相続時代 戸建て空き家予備軍720万戸 「住宅過剰社会」からの転換を=野澤千絵
エコノミスト 第95巻 第14号 通巻4495号 2017.4.4
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第14号 通巻4495号(2017.4.4) |
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ページ数 | 2ページ (全2870字) |
形式 | PDFファイル形式 (610kb) |
雑誌掲載位置 | 30〜31頁目 |
空き家は遺産相続をきっかけに発生することが多い。つまり、空き家問題は日本の高齢化のタイミングと呼応する。内閣府の「平成28年版高齢社会白書」によると、総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は2015年に26・7%に達した。後期高齢者の割合は現在の12・9%から団塊世代が75歳以上となる25年には一気に20%近くにまで膨れ上がると予測されている。 核家族化が進行した現代では、子供世代は自分…
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