〔東奔政走〕他にもあるゴミ絡みの国有地売買　見えない「森友」土地取引の真相＝山田孝男
エコノミスト　第９５巻　第１３号　通巻４４９４号　2017.3.28

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９５巻　第１３号　通巻４４９４号（2017.3.28）
ページ数	2ページ　（全2499字）
形式	PDFファイル形式　（391kb）
雑誌掲載位置	７０〜７１頁目

　２月下旬から国会論戦の中心に躍り出た「森友学園」問題はテレビ向きの派手な逸話が多い。国粋主義者の教育家が政権に思わぬ逆風を巻き起こしたことは間違いないが、土地売買「疑惑」の本筋は相変わらずよく分からない。　本筋は、政府が学校法人「森友学園」に売却した大阪府豊中市野田町１５０１番の国有地８７７０平方メートルの売値が適正かどうかだ。　９・５億円の国有地を１・３億円で売った。差額８・２億円は土中のゴミ…