〔書評〕『電通事件 なぜ死ぬまで働かなければならないのか』 評者・森岡孝二
エコノミスト 第95巻 第8号 通巻4489号 2017.2.28
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第8号 通巻4489号(2017.2.28) |
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ページ数 | 2ページ (全1154字) |
形式 | PDFファイル形式 (294kb) |
雑誌掲載位置 | 58〜59頁目 |
◇著者 北健一(ジャーナリスト) 旬報社 1000円 ◇過労自殺から浮かび上がる電通の変わらない体質 2016年10月に電通の新入社員、高橋まつりさん(当時24歳)の過労自殺事件が公表された。その衝撃はいまだに収まらない。若者の過労自殺が続発しているなかで、この事件が大きな関心を呼んだのはなぜか。本書にはその答えがある。 著者は、電通の歴史や世評を跡付け、元社員、現社員、弁護士、医師、研究者、監…
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