〔ＦＬＡＳＨ！〕トランプ外交　強硬姿勢か、関与せずか　方向感なき中東政策＝池田明史
エコノミスト　第９５巻　第７号　通巻４４８８号　2017.2.21

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９５巻　第７号　通巻４４８８号（2017.2.21）
ページ数	4ページ　（全1132字）
形式	PDFファイル形式　（793kb）
雑誌掲載位置	１１〜１４頁目

　トランプ米新政権の誕生は、中東において困惑と不安のうちに迎えられている。就任早々に発せられた移民を規制する大統領令については、入国禁止対象となった７カ国のうち６カ国（スーダン含む）が中東諸国であった。中東はトランプ政権にとってはイスラム圏の中でもとりわけ敵視・危険視される地域となっている。　イランのミサイル発射実験に対して強く警告し、追加の制裁実施を発表するなど、新政権はオバマ前政権が積み上げて…