〔ひと＆こと〕債務超過必至のタカタ　経営再建の道のり険しく
エコノミスト　第９４巻　第４８号　通巻４４７７号　2016.11.29

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第４８号　通巻４４７７号（2016.11.29）
ページ数	1ページ　（全542字）
形式	PDFファイル形式　（268kb）
雑誌掲載位置	１７頁目

　エアバッグのリコール（回収・無償修理）問題を抱える自動車部品大手タカタが再建に向けて動き出した。米国子会社は米連邦破産法11条を適用して債務をカットする方向で検討する一方、日本本社は私的整理を目指す構えだ。タカタはエアバッグのほか、シートベルトなどのシェアが高く、法的整理となった場合、部品供給に支障が出て、自動車メーカーの生産に影響する可能性もあるためだ。　リコール費用は全世界で１兆円を超えるが…