〔書評〕歴史書の棚 冷戦後「危機の25年」を歩んだ日本外交=井上寿一
エコノミスト 第94巻 第46号 通巻4475号 2016.11.15
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第46号 通巻4475号(2016.11.15) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全934字) |
形式 | PDFファイル形式 (237kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
日本の戦後史は冷戦史と重なる。冷戦下、戦後日本は経済発展に成功する。日本は冷戦の受益国だった。他方で戦後日本は自主外交を失った。冷戦の受益国の外交は対米追従だった。このような理解に対して、宮城大蔵『バンドン会議と日本のアジア復帰』(草思社、2500円)が一石を投じた。同書は1955年の第1回アジア・アフリカ会議への日本の参加を通して、対米自主外交の可能性を示唆している。「バンドン会議での日本の選…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全934字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。