〔ＦＬＡＳＨ！〕農薬・種子再編　バイエル、６．６兆円でモンサント買収の深層＝金山隆一／谷口健
エコノミスト　第９４巻　第４０号　通巻４４６９号　2016.10.4

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第４０号　通巻４４６９号（2016.10.4）
ページ数	4ページ　（全1438字）
形式	PDFファイル形式　（652kb）
雑誌掲載位置	１５〜１８頁目

　ドイツの医薬・農薬大手バイエルが９月14日、遺伝子組み換え（ＧＭ）種子の世界最大手、米モンサントの買収で合意した。買収額は約６６０億ドル（約６・６兆円）。両社合計の農業部門の売り上げは約２７０億ドルと世界最大となる。種子・農薬の世界市場は約10兆円の規模があり、それをビッグ６と呼ばれる大手６社が市場の６割を握ってきたが、今回の再編で一気に寡占化が進む。　モンサントは昨年、農薬世界首位でＧＭ種子も…