〔ひと&こと〕粉飾見抜けない指導の継続 金融庁に「実効性ない」と批判
エコノミスト 第94巻 第40号 通巻4469号 2016.10.4
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第40号 通巻4469号(2016.10.4) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全560字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (267kb) |
| 雑誌掲載位置 | 19頁目 |
損失隠しが発覚した2011年のオリンパス事件以降、金融庁は監査法人に対し、監査時間の増加など、不正会計防止策を強化してきた。その中で「売上高の実在性」の検証に力を入れる「粉飾を見抜けない的外れな指導」(大手監査法人関係者)の是非が問題化している。 粉飾決算では多くの場合、資産の過大計上または負債の過小計上が行われる。それを指摘するため現場では「資産の実在性」(資産が本当にあるか)と「負債の網羅性…
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