〔アートな時間〕美術　ポンピドゥー・センター傑作展─ピカソ、マティス、デジュシャンからクリストまで─＝石川健次
エコノミスト　第９４巻　第３４号　通巻４４６３号　2016.8.23

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第３４号　通巻４４６３号（2016.8.23）
ページ数	2ページ　（全1308字）
形式	PDFファイル形式　（1160kb）
雑誌掲載位置	９６〜９７頁目

　◇「1年 1作家 1作品」モダンアートの全軌跡に肉薄　20世紀美術を、モダンアートを一望する展覧会と言ってオーバーではない。世界のアートシーンを牽引(けんいん)し続ける代表的な国、フランスが歩んだモダンアートの軌跡を、世界屈指の近現代美術コレクションで知られ、同国が誇るポンピドゥー・センター（パリ）の傑作でたどる。　例えば、図版は20世紀最初の美術運動と呼ばれるフォービスムの旗手として登場したア…