〔WORLD・WATCH〕エジプト 断食月の物価上昇 通貨安で拍車=池田篤志
エコノミスト 第94巻 第32号 通巻4461号 2016.8.2
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第32号 通巻4461号(2016.8.2) |
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ページ数 | 3ページ (全623字) |
形式 | PDFファイル形式 (634kb) |
雑誌掲載位置 | 66〜68頁目 |
イスラム教徒(ムスリム)が大半を占めるエジプトでは、断食月(ラマダン)期間中は食料品を中心に物価が激しく動く。特に今年のラマダンは、外貨不足や通貨エジプト・ポンドの下落といった影響を受けて高騰が目立つものもあった。牛肉やカシューナッツなどがその例だ。6月のラマダン開始時に1ドル=10・6ポンドだった非公式の並行レート(実勢レート)はその1カ月後に同11ポンドに下落。少しでも安く食材を手に入れよう…
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