〔書評〕歴史書の棚 政治に翻弄される日中映画交流の希望=加藤徹
エコノミスト 第94巻 第31号 通巻4460号 2016.7.26
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第31号 通巻4460号(2016.7.26) |
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ページ数 | 1ページ (全945字) |
形式 | PDFファイル形式 (230kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
もし「交流」という言葉が、対等の立場で互いに刺激を与えあうウィンウィンの関係を指すのなら、日中間の交流は、なかなか難しい。 劉文兵『日中映画交流史』(東京大学出版会、4800円)は、戦前から現代まで100年に及ぶ苦渋に満ちた日中映画交流史を検証した通史だ。著者は日本に留学して映画史の研究者となった中国人である。貴重な1次資料に加え、高倉健、栗原小巻、山田洋次、佐藤純彌、呉宇森(ジョン・ウー)、張…
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