〔書評〕『科学の発見』 評者・池内了
エコノミスト 第94巻 第27号 通巻4456号 2016.6.28
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第27号 通巻4456号(2016.6.28) |
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ページ数 | 2ページ (全1268字) |
形式 | PDFファイル形式 (313kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇スティーヴン・ワインバーグ著(テキサス大学教授) 大栗博司解説、赤根洋子訳 文藝春秋 1950円 ◇タブー破って先哲を批判 現代科学の到達点にも警告 科学史の営みは、過去の科学的な業績について実際に行われた研究過程の詳細を追体験しつつ、当時の研究にどのような困難があって、いかにそれが克服されてきたかをえぐり出すことにある。その際のタブーは、現代の知識や基準でもって過去を裁定してはならないという…
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