〔アートな時間〕映画 葛城事件 家族の不協和音の成り行き 画面に映る赤裸々な人間の姿=勝田友巳
エコノミスト 第94巻 第25号 通巻4454号 2016.6.14
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第25号 通巻4454号(2016.6.14) |
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ページ数 | 2ページ (全1121字) |
形式 | PDFファイル形式 (800kb) |
雑誌掲載位置 | 96〜97頁目 |
このところの日本映画、口当たりが良くて分かりやすく、泣けるか笑えるかだけが売り文句。歯応えが足りないと思ってはいたが、「葛城事件」は激烈だ。油断すると口の中が血だらけ、おまけに毒を含んでいる。ただ栄養価はすこぶる高い。無理してでも飲み込んでみる甲斐は、十分にある。 葛城清(三浦友和)は、自分が建てた家に一人で住む。次男の稔(若葉竜也)が通り魔殺人事件を起こして死刑宣告を受け、家族は崩壊、メディア…
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