〔書評〕海外出版事情 中国 深刻な中国での国民性論=辻康吾
エコノミスト 第94巻 第19号 通巻4448号 2016.5.10
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第19号 通巻4448号(2016.5.10) |
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ページ数 | 1ページ (全979字) |
形式 | PDFファイル形式 (243kb) |
雑誌掲載位置 | 66頁目 |
国民性論とか民族性論というのはしばしば大きな話題となる。戦後の日本でもルース・ベネディクトの『菊と刀』、イザヤ・ベンダサン(山本七平)の『日本人とユダヤ人』、中根千枝の『タテ社会の人間関係』などが注目を集めた。だが近代中国における国民性論ほど、議論のタネとしてではなく、真剣かつ深刻な議論、場合によっては政治問題とさえなってきたものはないだろう。19世紀半ば以降の中華世界の凋落(ちょうらく)の原因…
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