〔書評〕歴史書の棚 ローマ帝国で考える移民問題の難しさ=本村凌二
エコノミスト 第94巻 第19号 通巻4448号 2016.5.10
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第19号 通巻4448号(2016.5.10) |
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ページ数 | 1ページ (全953字) |
形式 | PDFファイル形式 (243kb) |
雑誌掲載位置 | 66頁目 |
移民や難民の問題が今までになく興味を持たれている。幸か不幸か、われわれはこれらの苦難に出合ったことがない。なによりもユーラシア東端の島国であるせいだろう。 だが、世界史をひもとけば、移民や難民はありふれている。旧約聖書「出エジプト記」のモーセに率いられたヘブライの民、ローマ帝国末期のゲルマン民族の移動、モンゴル帝国の拡大、オスマン帝国の成立に至るトルコ人の進出など、移民・難民の歴史は世界史そのも…
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