〔再生医療〕日本の再生医療にチャンス到来　市場を求めて海外企業が続々＝二村晶子
エコノミスト　第９４巻　第１７号　通巻４４４６号　2016.4.19

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第１７号　通巻４４４６号（2016.4.19）
ページ数	2ページ　（全3001字）
形式	PDFファイル形式　（533kb）
雑誌掲載位置	７４〜７５頁目

　再生医療のメッカとなるチャンスが日本に到来している。２０１５年５月、富士フイルムがｉＰＳ細胞（人工多能性幹細胞）の開発・研究をする米セルラー・ダイナミクス・インターナショナルを買収。11月には、アステラス製薬が細胞治療の開発を行う米オカタ・セラピューティクスを買収した。セルラー・ダイナミクスとオカタは共に、組織や臓器の元となる幹細胞を実用化した点で歴史に残る２大企業だ。その再生医療の雄を日本企業…