〔学者に聞け!視点争点〕年金試算は「帰着問題」を考慮すべき=岸田研作
エコノミスト 第94巻 第15号 通巻4444号 2016.4.5
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第15号 通巻4444号(2016.4.5) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2946字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (403kb) |
| 雑誌掲載位置 | 60〜61頁目 |
◇「労使折半」でも実は労働者が一部負担 勤め人は、毎月の給料から厚生年金や健康保険などの社会保障の保険料が差し引かれている。しかし、差し引かれている金額は本来納めるべき額の半分で、残りの2分の1は企業が負担している。これを「労使折半」という。労働者としては、企業が半額負担してくれているのはありがたいように思うだろう。ところが名目上は企業負担分となっている保険料は、実質的には労働者が負担しているか…
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