〔サイエンス最前線〕/84 脳の左右差 記憶力に差が出るメカニズム=永雄総一/青木田鶴
エコノミスト 第94巻 第12号 通巻4441号 2016.3.22
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第12号 通巻4441号(2016.3.22) |
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ページ数 | 2ページ (全2779字) |
形式 | PDFファイル形式 (407kb) |
雑誌掲載位置 | 70〜71頁目 |
ヒトを含め脊椎(せきつい)動物の身体は左右対称であるが、心臓が左側にあるように、その機能は必ずしも左右対称ではない。脳も同様で、左脳と右脳はそれぞれ独自の機能を特化させている。その典型例が利き手である。右利きは人口の90%を占めるが、大脳の出力線維(細胞の長い突起)は延髄で交差し反対側の脊髄に行くので、利き手をコントロールするのは90%の頻度で左脳ということになる。さらに言語も利き手と関係なく、…
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