〔グラフは語る〕/64 金表示の石油急落は米国衰退の表れか=市岡繁男
エコノミスト 第94巻 第11号 通巻4440号 2016.3.15
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第11号 通巻4440号(2016.3.15) |
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ページ数 | 1ページ (全541字) |
形式 | PDFファイル形式 (334kb) |
雑誌掲載位置 | 96頁目 |
石油価格(ドル建て)は2003年以来の安値で推移している。だが、金との相対価格では1933年以来の安値となる。金を基準にみた場合の「実質石油価格」は83年ぶりの安値に暴落しているのだ。 その意味合いを解く鍵は33年という年次の特異性にある。同年3月、ルーズベルト米大統領は金に対するドルの価値を切り下げた。このためドル建ての金価格は7割も高騰するが、大恐慌下の石油価格は安値のままだった。だから33…
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